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甲状腺

甲状腺は首の喉仏の下側にある小さな器官です。主に内分泌器官として
重要な働きをしています。全身の細胞に作用すると考えられていて、
生理的に観察できるものでは、細胞レベルの活動で呼吸量やエネルギー
の産生量が増大し、基礎代謝の促進・維持作用を示します。
甲状腺の機能異常により起こる病気はバセドウ病、慢性甲状腺炎(橋本
病)などがあります。

甲状腺がんは女性のほうが圧倒的に罹患しやすく、男性の五倍の頻度
で発症します。多くの癌は高齢になればリスクが増加する傾向があります
が、甲状腺ガンは若年から高齢にかけて幅広い年齢層で見られます。

甲状腺がんの初期症状は首の前に腫瘤に気づくという点だけのことが
多いです。既に大きく成長している場合ででは周りの組織や神経を圧迫
して痛みや声嗄れがあることもあります。未分化・分化度の低いがんでは
急速な成長、痛み、呼吸苦を伴うことがあります。
ただ、甲状腺のしこりのうち悪性のものは1/5くらいなので、首まわりに
腫れがあっても悲観せず早めに診断を受けるように心がけましょう。

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